3Dプリンターの国内市場動向

IT専門調査会社IDC Japan株式会社は、2015年〜2020年の国内3Dプリンティングの市場予測を発表しています。
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20160728Apr.html

その趣旨は次の通りです。

低価格帯3Dプリンタの造形物の限界による購買意欲の低下

2015年の国内3Dプリンターの本体出荷台数は前年比マイナス20.2%と大幅減となった。

その要因は本体価格50万円以下のデスクトッププリンター本体においては、2014年に3Dプリンターが注目されて出荷台数が急増したものの、その後 造形物の限界が明らかになったことなどから、一般消費者の購買意欲が一気に低下したことが大きな理由であるとみている。

今後はプロフェッショナル3Dプリンターの役割が増大

本体価格50万円以上のプロフェッショナル3Dプリンターにおいては、同様に2014年ブームに乗って先行投資したユーザー企業が多く、2015年はその反動が表れた。

IDCは今後の市場の成長はプロフェッショナル3Dプリンターの果たす役割が大きく、ユーザー企業および3Dプリントサービス事業者への導入が拡大を続け、それに伴って関連サービスや造形材量の売上増が続くとみている。

具体的な事例調査においては、特に 歯科分野と医療分野

、更には製造業の工程やビジネスモデルの変革にも波及し、国内の産業構造にも影響を及ぼす可能性があるとみている。